カジノ推進理由の真実を鳥畑先生のお話からアレンジしてまとめました。
①カジノで大阪経済の起爆剤になります!?

カジノはオンラインに移行していきます。
カジノ法案ができた約10年前とは様相が一変。
リアルのカジノは世界的に衰退し、オンラインに移行しています。
リアルカジノを今から建設して、しかもそれに世界中から人々が訪れて大阪の経済の起爆剤になり得るというのはもう20年も前の話です。
しかもカジノが完成するかもしれないのは2029年。できた瞬間から遺構、大阪のお荷物です。
夢洲カジノは起爆剤になりえません。
②カジノで大阪の観光客を増えます!?
カジノは大阪の品格(都市格)を下げます。
大阪がモデルとしているシンガポールは、カジノ誘致によって都市格が大きく下がり、観光産業そのものが打撃を受けているのはご存知でしょうか。
豊富な文化遺産があり、行きたい国No.1、魅力的な観光資源が豊富な日本・大阪は、実はカジノによって都市の魅力が減じ、都市格を下げてしまうことになります。

③外国のお金持ちがお金を落します!?
もはやターゲットは日本人です。
中国政府は資金流出やギャンブル依存症対策のため、取り締まり強化しています。中国の富裕層が夢洲カジノに来てもお金は使えません。
マカオではジャンケット業者(プレーヤーをカジノへ誘客する業者)が逮捕され、売り上げは1/4になっています。
夢洲カジノは計画当初とは異なり、あなたや家族そして友人=国内客がターゲットとなっています。!

④IRは大手企業参画なので大丈夫です!?
MGMオリックス、それに手を貸す大手銀行もカジノ投資は危ういんです

カジノを運営する会社MGMの格付けがBBからBに引き下げ。ジャンク債該当なんです。
ESG投資という視点から、三菱UFJ・三井住友銀行がプロジェクトファイナンス(無担保融資)を維持できるのか、オリックスがギャンブル事業を続けることができるのか疑問。
ジャンク債:一定水準以下の「投機的」格付けで、債券債務不履行の可能性が高い企業の債権
ESG投資:E環境(生物多様性の保護・化学物質管理など)S社会(人権問題への対応・地域社会との連携と貢献など)G企業統治(企業コンプライアンスの強化・情報開示など)に配慮した企業を重視し、選別する投資
⑤大阪の成長戦略、前進になります!?

SDGsにも万博理念にも逆行
世界は、既にSDGs、が基本。ギャンブルに投資するのは、御法度になりつつあります。 国が目指す2030年までにSDGs先進国どころか大後退。ギャンブルは万博理念とも逆行。
万博・IR建設で、物流の要「夢洲コンテナ・ターミナル」の増量計画が困難になり、大阪の競争力低下が懸念されます。更に新たな埋立・コンテナ基地建設には膨大な公金投入が必要になります。
⑥税金は使いません!?
税金は使わないと言いつつ公金投入!
土壌改良費など夢洲開発費2,482億円を負担する「港営事業会計」は、既1,205億円の累積赤字と1,251億円の借金がある火の車なんです!
公営事業会計は税金そのものです!

⑦目的はカジノではなくIR(統合型リゾート)なんです!?

しょぼいIR、売上の8割はカジノ。
カジノではなくIRが大事なんだ!というあなた、ラスベガスのエンターテイメントみたいなのが大阪にやって来ると思っているかもしれません。でも総合展示会場が40万m2超えが主流なのに、夢洲カジノは2万m2、インテックス大阪7万m2よりも小さく、しょぼいんです。儲からないIRはやる気ないんです。
全然知らんかった-というあなたへ
行政もマスコミも本当のことをなかなか情報発信してくれません。
それは今の首長・行政・一部の企業にとっては都合の悪い真実だからです。
でもカジノ法案の20年後にできるかもしれないリアルカジノ=夢洲カジノはできる前から本当のことを隠したまま、実行に移されようとしています。
私たちは、なんとしてもこの愚行を止めねば、次代の大阪は危ういと思って行動しています。
あなたの力を貸してください。
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